2011年6月5日日曜日

瓶ウニの発祥地 下関

三方を海に囲まれた山口県は上質の「うに」の宝庫でもあります。
明治の初めに下関の六連島でアルコール漬けによる瓶詰めが考案され全国に広まっていきました。
現在では「ふく」、「くじら」と並ぶ山口県を代表する水産品として、現在もたくさんの方に召し上がって頂いています。
昭和20年頃、六連島の西教寺蓬山和尚がアルコール漬(焼酎漬け)を考え出したと言われます。
同島の城戸久七は、ウニの保存方法等の開発に努め、斯業の発展に尽くしました。
当時は、焼酎をそのまま使用していたので、時には酵母等による異常発酵もみられ、貯蔵していた瓶などの容器が割れる事もあったようですが、現在では純度の高いエチルアルコールを使用するようになり、品質の安定が確保されるようになり、山口県の名産品として高い評価を得ることになってきました。







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